■アニメ「7SEEDS」のこといろいろ…つづき

アニメ「7seeds」のキャラデザも、完全にお任せしました。


というのも、わたしの絵がダメで読めない、友人に勧めたけど絵がダメで読んでもらえない、という声をしこたま聞くので(いや凹むけど、まあ気持ちはわかる。この絵だから伝わるものもあると思ってはいるんだけど…いるんだけどもな)、だからアニメの絵は見やすく、とっつきやすく、今風にしてもらえるならその方がいいと思ったわけです。

似せなくてもいいとすら言いました。全く違う絵になるのも構わないと思ってた。


でもエッセンスは入れようとしてくださったみたいで、それは難しい作業だったと思います。とにかくキャラ多いし。頑張ってくださいました。ありがとうございます!

でもわたしの絵を好きだと言ってくださってるかた(ほんとにありがとう! 涙が出る)には思うところいろいろあったと思います。自分としてはそういう判断でした。
それでも観てくれてありがとう!

なんかね、バサラのアニメ化の時はすごく絵にこだわったんです。キャラたちは自分の漫画の世界の人物だという意識がすごく強くて、だから似てないとイヤだった。何度も打ち合わせしてもらったり意見を言わせていただきました(うるさかったと思うわすみません…!)。


でも「7seeds」の場合、もちろん自分の漫画のキャラなんだけど、若干”人寄り”な感じがしてて、どんな画風や表現になってもナツはナツで花は花で、その人間で、と思える不思議な感覚があるんです。だから大丈夫って思える。


今描いてる「ミステリと言う勿れ」に至っては完全に”人寄り”というか、もはや漫画のキャラな感じがしなかったりします。
そして「とらじ」はやっぱり漫画のキャラで、「イロメン」は結構”人寄り”だ。

それは現代劇か異世界か、という違いがあるかもしれないし、時期的なものかもしれませんが、奇妙で面白い感覚だなあと思います。

そうだ、バサラはその後舞台にしていただいたことで、ちょっと”人寄り”な感覚ができました。現実に人に演じていただくというのもまたとんでもなく心震える体験で、この上ない幸せですね。

本当に、あまりにも皆さんかっこよくて、あんな衣裳が似合って、奇跡みたいだった。DVD出てます。よろしかったら観てみてね。

…つづく